2009年11月12日

「蔵元さん・杜氏さんを囲む会第八弾」「福寿」醸造元 株式会社神戸酒心館支配人久保田博信さんをお迎えしてさんをお迎えして

はねっと、池田でのお酒の会も終盤

今回は「福寿」醸造元

久保田さんと湊本(みなともと)さんにきていただき

お酒の会がひらかれました


今回のお酒は

International SAKE challenge 最高金賞受賞
福寿純米吟醸

福寿「秋晴れ」

福寿きもと純米酒

福寿 超特選純米酒

の4銘柄をもってきていただきました


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きれいな味わいのお酒ばかりで

ソムリエの湊本さんの

まさにプロの燗は深い味わいがひろがる

素晴らしさでした

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久保田支配人さん


この日は

峨眉山人の親類から送っていただいた

とれたての加賀・小坂れんこんづくしのお料理、

お酒の会がはじまってから

応援していただいていたみなさまに集まっていただき

いつも以上に充実した会になりました


そして

ファイナルは

翌週が峨眉山人のお誕生日ということで

サプライズバースディパーティー

お集まりいただいたみなさまにも

快くお祝いしていただき

いい日になったと思います


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来年以降も

なんらかのかたちで

お酒の会は続くと思いますので

みなさま、お楽しみに!




2009年09月26日

「蔵元さん・杜氏さんを囲む会第六弾」「大黒正宗」蔵元専務・安福啓子さんをお迎えして

シルバーウィーク明けの

2009/9/24(木)


灘五郷のひとつの御影郷

「大黒正宗」の大黒正宗さんから


専務・安福啓子さん

醸造部・井上健一郎さん、美穂子さんご夫妻

啓子さんのお姉様の山田有紀さんにきていただき

蔵元さん・杜氏さんを囲む会第六弾が開かれました


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大黒正宗さんは宝暦元年創業以来

250年程も続く蔵元さんで

準大手蔵として灘の地でお酒を造ってこられましたが


震災で壊滅的な被災をされたあと

思い切って規模を縮小して

新たな試みをされています



そこに行きつくまでは

本当にご苦労が絶えなかったようですが

はねっととも

いろいろなところでご縁が深く

面白いエピソードが満載となりました



この日の銘柄は

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大黒正宗大吟醸(H19BY)

梅乃樹純米酒(H19BY)

大黒正宗原酒(H15BY)

大黒正宗なまざけ(H20BY)

紅天女




梅乃樹の歴史は古く

七代目又四郎さんの時代に水戸藩主が安福家に宿泊した際

邸内にあった梅の木をご覧になり

水戸藩主昭武公が

水戸徳川家御用達酒として命名されたのがその由来だそうです



また、その梅乃樹が

観音様のような姿をされているのを

漫画家の美内すずえさんが写真でご覧になり

ご自身の「ガラスの仮面」にでてくる紅天女のイメージとぴったり重なり

名付けられたのが「紅天女」です



美内すずえさん、ガラスの仮面といえば

20〜40代くらいの女性で知らないひとはいないくらいではないでしょうか


ほんとに人の縁のつながりの深さを感じる機会でもありました



ちなみに、

少し予習に飲んだ大黒正宗さんのお酒

当日、蔵元さんがこられてあらためていただきびっくり仰天しました!

もちろん、同じお酒なのですが

味が格段においしくなっていました



本当にお酒はいきものだな〜と感じました



蔵元さんの会になると

運び手の気が入るのか

味わいがますとは聞いていますが

そんな裏エピソードも。。。



造り手 運び手

いろいろな人の思いや気がきちんと伝わっていく

そんなことを実感しました



次回は10/22(木)18:30〜

広島県三次市の「瑞冠」山岡酒造さんにきていただきます

みなさんも、蔵元さん、蔵人さんと味わうひとときを体験しにいらしてくださいね〜


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(大黒正宗さんのエプロンで作られた鞄
灘の字が旧字体でいい味のできばえです)


2009年09月12日

「蔵元さん・杜氏さんを囲む会第五弾」「竹泉」19代目蔵元・田治米博貴さんをお迎えして

今週木曜日

2009/9/10(木)

兵庫県朝来市から

「竹泉」蔵元、19代目田治米博貴(たじめひろたか)さんがきてくださって

蔵元さん・杜氏さんを囲む会第五弾が開かれました


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田治米さんは

全量純米酒を目指し

兵庫県産の米を原料に使うことにこだわっていらっしゃる

志の高い蔵で

なおかつたくさんの金賞も受賞されています



現在は

全国21蔵で「全量純米蔵を目指す会」を発足し

阿波産の山田錦を使って同じ材料で

それぞれの蔵が純米酒を醸すという

おもしろい試みもされています



この日のお酒は

純米酒吟醸雄町直詰め

純米酒木桶仕込み

純米酒吟醸幸の鳥(こうのとり)

純米酒吟醸阿波山田錦しぼりたて

純米酒大吟醸田治米

純米酒山田錦

純米酒仕込み梅酒

また

冷やでいただいたあと

梅酒も含めすべて燗でいただきました



直詰めは直詰めならではのフレッシュさ

木桶はまったりした感触

純米山田錦は毎日飲めるお酒

そして

田治米さんならではの梅酒のために仕込んだ純米酒で漬けた梅酒


これが

燗で見事においしく変化し

燗酒を提唱されている田治米さんの

精密に計算された酒造りの思いを感じました

参加者全員が

梅酒の燗なんて初体験!

これは他の梅酒ではまねできない感じです



私は田治米さんの蔵見学をさせていただいたときに

家庭用の広口瓶に入った梅酒が

きっちり温度管理された冷蔵室に並んでいるのを見て

採算や手間を考えると

考えられないことだと感心した体験がありますが

そのための純米酒を造るのも

なかなか苦労されたようです



とことんほんものにこだわると熱く語る田治米さんでした



田治米さんから伺ったお話でうれしい話をひとつ



この日もはねっとオーガニックカフェのスタッフが

腕によりをかけてつくったお料理とともに味わっていただきましたが

純米酒には化学調味料などを使った料理があわないとのことで

喜んでいただいたこと


スタッフとともに

ほんものを大事にやることの大切さと

伝わっていくうれしい感触を感じた日でもありました



この日は燗の仕方も教わりましたが

お酒によっての適温もそれぞれですが

とっくりを触ってみた感触で覚えるのが秘訣になりそうです


これからは燗がおいしい季節

また楽しみがふえそうです














2009年08月28日

「蔵元さん・杜氏さんを囲む会第四弾」京都・「玉川」杜氏フィリップ・ハーパーさんをお迎えして

はねっと「お酒薀蓄」の峨眉山人企画
「蔵元さん・杜氏さんを囲む会第四弾」

京都・「玉川」杜氏
フィリップ・ハーパーさんをお迎えして

昨日、2009/8/27(木)

無事終了しました!


恒例通り

ハーパーさんのお話を伺い

そのあと

みんなでお酒をいただき

キッチンスタッフが腕によりをかけた料理を

堪能していただきました


木下酒造さんには

現社長さんが生まれたころから

40数年にわたり勤めていらした杜氏さんが辞められたあと

ハーパーさんが杜氏さんとして入ることになったらしいです

すごいことですね〜


もちろん、お酒も大変おいしかったです


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参加してくださったなかには

佐賀県からこのために駆けつけてくださったご姉妹や

はじめてのかた、皆勤のかた、

今回もたくさんお集りいただきました

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!


ハーパーさんはとても気さくで素敵な方でした

参加者の方の中に

イギリス人のフィアンセがいらっしゃるかたがいて

国際結婚話にも花が咲きました


ハーパーさんにも大変喜んでいただいて

料理もおいしく

こんなにやわらかいいい感じの会はそうないと仰っていただき

ハーパーさんが主宰されている

「和く輪く倶楽部」の会をはねっとで!

なんて話もでるくらいでした

s-ha-pa-2-IMG_0040.jpgハーパーさん


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最後には

参加者のかたが

インディアンフルートを吹いてくださり

宴の夜は更けていくのでありました


次回は9/10(木)竹泉の田治米酒造さんにきていただくことに

なっています


乞うご期待!!


追伸:この日の銘柄

・玉川 大吟醸 無ろ過生原酒
・「和く輪く」
・玉川 自然仕込み 生酛純米酒 コウノトリラベル 無ろ過生原酒
・玉川 自然仕込み Time Machine

最後のTime Machineをバニラアイスにかけていただいたデザートも
大好評でした!



2009年08月05日

蔵元さん・杜氏さんを囲んで第三弾  榎酒造さん

蔵元さん・杜氏さんを囲む会第三弾
榎酒造さん


第三弾は

2009/7/23(木)


実は、この会は

第二弾のときには決まってなくて

急遽決まった会でした


それというのも

榎社長さんがぴーんときて

とんぼ返りなのに

広島からきてくださることになったため!


ほんとにタイムリーなご縁でした


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榎酒造さんは

広島・呉の音戸という

とてものどかな島にあります


広島から呉に行くだけでも風景が変わりますが

音戸へ渡る港には

物々しく感じるような潜水艦が停泊しています


でも、そこをこえると

ほんとにのどかないい風景が広がります



なかでも

榎酒造さんでは

貴譲酒という

他とは一風変わった由緒正しいお酒のラインナップが特長


榎酒造、貴譲酒.jpg

実は、私の記憶では

とっても個性の強いお酒のイメージだったのですが

今回あらためて飲んでみて

さらっとしたきれいな感触に

びっくりしました


毎回ラインナップは

蔵元さん・杜氏さんとご相談させていただきながら決めますが

今回のラインナップは

社長さんとのメールでのやり取り自体がなかなかいい感じだったので


ここでそのままご披露したいと思います


---
会の始めに
暑い日々が続き疲れたカラダにしみる甘酸っぱい味わいの
     さわやか貴醸酒(貴醸酒の新酒)はいかがでしょうか?

食中に
さらっと飲める柔らかい味わい、夏の生酒
     純米吟醸生酒  冷やでスイスイ飲めます。

よかったら食中にもう一つぐらい、
兵庫県特A地区山田錦を使った生もと造りの純米吟醸です。
一年間熟成させたキレのある旨い酒でいろんなお料理に合わせる事ができると思います。
     生もと純米吟醸原酒 ひやでも燗でもいけます。
                          

食後やデザートに
貴醸酒8年古酒  バニラアイスクリームをご用意いただければ、
その場でこのお酒をかけます。
簡単で究極の大人のデザートになります。もちろんそのままでもおいしいです。
---

もちろん、このメールをいただいて

そのまま注文したのは言うまでもありません(笑)


最後に書かれている古酒をかけたアイスクリームは

もちろん試しました!

これは味わい深くておもしろかったです

社長さんいわく

アイスクリーム自体もよかったと

はねっとでセレクトした質のよさに喜んでいただきました(笑)



きてくださる蔵元さんたちは

どの方も本当にすてきないい方々ばかりですが

榎社長さんも

人柄がとてもすてきな方でした


お酒だけでなく

天心快操法やはねっとセレクトにも興味をもっていただき

これからもあらたなお付き合いが広がりそうです



ここでお酒ワンポイント


毎回蔵元さんがそろって言われることのひとつに

お水を用意してくださいというのがあります

榎酒造さんは仕込み水を送ってくださいましたが

「和らぎ水」というそうで

悪酔いを防ぐ秘訣だそうです


お酒好きなかたにはぜひ和らぎ水とアカメガシワをおすすめです!


蔵元さん・杜氏さんを囲む会第二弾森喜酒造場さん

さてさて

お酒の会続きます


翌週の2009/7/3(木)


女性の蔵元さんとして有名な森喜るみ子さんにきていただきました




森喜さんは

るみ子の酒で有名な蔵元さん


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本当に真摯に酒造りに取り組んでこられたことが

ひしひしと伝わってくるようなお話


本当にざっくばらんで明るくチャーミングなるみ子さんですが


懸命においしい酒作りを追及している姿が印象的でした


小NEC_0470.jpg


その日のラインナップは


純米大吟醸るみ子の酒

山廃特純妙の華雄町無濾過生原酒

山廃純吟妙の華阿波山田生原酒

特純英きもと火入15%

特純妙の華原酒古酒


味わい深いしっかりしたお酒が

たどってきた軌跡を物語っているようです



るみ子さん自ら

燗をしてくださりましたが

熱くしすぎたら冷たいので割るといいよ

なんてコツも教えていただきました


そして

この日はビッグサプライズ!



なんと峨眉山人さんの同級生の方が

るみ子さんの先生だということがわかり

不思議なご縁つながりで

大盛りあがり!


ずっとるみ子さんを温かく見守られてきたことが

伝わってくるようでした


この日はお酒に携わっていらっしゃる方

他の蔵元さんなど

そうそうたるメンバーで

深みのある時間となりました






2009年07月31日

蔵元さん・杜氏さんを囲む会第1弾 白藤酒造さん

OTTOこと峨眉山人企画としてはじまった
「蔵元さん・杜氏さんを囲む会第一弾」

初回は2009.6.25(木)

奥能登の白菊 白藤(はくとう)酒造    
九代目白藤喜一さんをお迎えして開催しました


私は個人的にも
輪島に行った折
峨眉山人さんの紹介でお会いしたことがあり
お世話になりました

それはそれは
歴史ある蔵ならではの建物で
私がお伺いしたときは
震災のあとで一部蔵を建て替えられたところでした


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お酒の会のお話をお願いしたときも
快く受けてくださり
遠路輪島から
はねっとでのイベントのために駆けつけてくださいました


最初は白藤さんのお酒のお話を伺い
そのあと、順々に試飲がはじまります

hakutou.jpg

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飲み比べながら
感想を交わし
お食事をいただきます

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このときは
数十年ぶり?という
峨眉山人さんの同級生や懐かしいひとたち
それも、お酒のことを語らせれば・・・
というくらいの薀蓄を傾ける多彩なメンバーで
食の話からお酒の話まで
多岐に渡りお話が続きました

いよいよOTTOこと峨眉山人の集大成のはじまりには
ぴったりの宴でした

白藤さんのお酒は
しっかり造られたおいしいキレのあるお酒です

夜も更け遅くまで
楽しい宴が続きました

そこで
参加者のなかに
薬草などに詳しい峨眉山人さんの同級生のかたがいて
庭にあった「アカメガシワ」について教えていただきました

なんとこの植物
お酒の前後に飲むと
悪酔いしなくなるということで
こちらもみんなでいただきました

ほんのりほろ苦さがあるものの
味わい深いお茶になります

ここからまたまた
はねっとでのいろいろなイベントや講習会などの
構想が練られていくのでした!(笑)

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